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Webライターを始めるにあたって記事の書き方を知りたい。テンプレートや構成、書き方のコツなど明日から使える実践的な情報求む。
本記事はこのようなニーズに応えます。
自分はWebライターを始めて1ヶ月位経った時にこんなツイートをしました。
本当に最初のうちは「結論→理由→具体例→結論」という型のみが自分の武器。
しかし、それだけでもクライアントが納得してれる記事は書け、仕事をもらうことはできました。
それだけ文章の型というのは大事ということです。
ここでは自分のそんな経験をもとに、記事の書き方や文章構成のテンプレートについて解説していきます。
本記事の目次
Webライターの記事の書き方
Webライターが書く記事はクライアントをはじめとして、多くの人に見られるものです。
したがって、Webライターが意識すべきは簡潔でわかりやすい文章を書くこと。
そのための記事の書き方のコツとテンプレートを見ていきましょう。
①簡潔な言い回しを心がける
読みやすい文章=簡潔な文章です。Webライターは表現をこねくり回して、結局何が言いたいのかわからない文章を書いてはいけません。
これはたまに自分もやってしまうのですが、例えば次のツイートを見てください。
これは自分のツイートですが、あらためて読み返してみると前半の1文がごちゃっとしてて読みづらいです。
コロナ真っ只中で40過ぎた自分が正社員の座を捨てて経験もスキルも無いのにフリーランスになったのも、独身で失うものが無いから。
少し修正します。
コロナ真っ只中、経験やスキルが無い40歳の自分は正社員の座を捨ててフリーランスになりました。なぜなら独身で失うものが無いからです。
文章を2つに分けたほうが読みやすいですよね。
簡潔な言い回しもそうですが、文章は短いにこしたことはありません。シンプルイズベストを心がけましょう。
②語尾の表現を変える
文章中、「〜です。」「〜です。」「〜です。」のように、同じ語尾を3回続けるのは避けましょう。
リズムが悪く、読む人に負担をかけてしまい、結果読まれない記事になってしまいます。
また、「です」「ます」が続く文章は単調になりやすく、面白みのない記事になりやすいので気をつけましょう。
クライアントからの特別な指示がなければ、体言止めや言い切りを使って語尾の表現を変え、文章にリズムを生むことを心がけてください。
③見栄えを意識する
記事はぱっと見も大切です。読む人が記事を見た時に感じる印象と言い換えてもいいでしょう。
要するに、漢字ばかりの(もしくはひらがなばかりの)文章や、適切に改行がなされていない記事は、ぱっと見ただけで読む気が失せてしまうということです。
漢字とひらがなのバランス、改行には十分気をつけましょう。
ちなみに、漢字でも表現できる言葉を、ひらがなで表記することを漢字をひらく(開く)と言い、その逆で漢字を使う場合はとじる(閉じる)と言います。
具体例あげておきますので、漢字とひらがなのバランスを意識する際には参考にしてみてください。
- 物 もの
- 事 こと
- 毎 ごと
- 筈 はず
- 達 たち
- 方 ほう
- 等 など
- 為 ため
- 所 ところ
- 又は または
- 尚 なお
- 時 とき
- 更に さらに
- 共に ともに
- 殆ど ほとんど
- 到底 とうてい
- 全て すべて
- 一杯 いっぱい
- 沢山 たくさん
- 最も もっとも
- 後で あとで
- 予め あらかじめ
- 時々 ときどき
- 未だに いまだに
- 尚 なお
- 所謂 いわゆる
- 何時か いつか
- 何処か どこか
- 何故か なぜか
- 次第に しだいに
- そう言う そういう
- そんな風な そんなふうな
- 例えば たとえば
- 凄い すごい
- 無い ない
- 易い やすい
- 分かる わかる
- 電話を掛ける 電話をかける
- 捗る はかどる
- 有る・在る ある
- 出来る できる
- して頂く していただく
- して下さい してください
- 持って来る 持ってくる
- 育って行く 育っていく
- して見る してみる
- 持つ もつ
④自信を持って書く
自信の無い文章は読まれません。なぜなら、読者は答えを求めてWeb記事を読むからです。
悩みの解決や、知りたい情報を得るためといった、何かしらの目的を持って読者はWeb記事を読みます。
それなのに「〜だと思います。」のような曖昧な表現を使ってしまうと、ここに答えは無いと判断されてしまうのです。
「思います」という表現を使わないだけでも、記事の説得力が大きく変わってきますので意識しましょう。
⑤キーワードを理解する
Webライターはクライアントからキーワードを提示されるのが一般的です。例えば、このブログのこの記事の場合だと、キーワードは「Webライター 記事の書き方」になります。
クライアントからは「Webライター 記事の書き方」で記事を1本書いてくださいといった感じで仕事を依頼されるわけです。
ここで重要になるのがキーワードの理解。キーワードの理解とは、そのキーワードで検索してきた人を満たすためには、どのような情報を提供すればいいのかを考える作業です。
それには次の3つのことを明確にしましょう。
✔ペルソナ(想定読者)
✔記事の切り口
✔ゴール設定
この記事の場合だとキーワードは「Webライター 記事の書き方」ですから、次のようになります。
- ペルソナ:Webライター初心者。またはこれから始めようと考えている人。
- 記事の切り口:自分の経験をもとに、初心者にもわかりやすく具体例を出して丁寧に説明する。
- ゴール設定:記事の書き方のコツやテンプレートを学び、Webライターとして記事が書けるようになって欲しい。
ペルソナに関しては、誰か特定のひとりに向けて書くことをおすすめします。実際に自分はこんなツイートをしてました。
ちなみに、この記事のペルソナは過去の自分です。Webライターを始めたばかりの頃の自分に向けて書いています。
なぜ、誰かひとりに向けて書くことが大事かというと、より刺さる文章が書けるからです。
その人がわかる言葉、伝わりやすい言い方、欲しいであろう情報、といったことを考えて文章を書くことによって、よりわかりやすく具体的な文章を書くことができます。
その結果、多くの人に刺さる記事になるのです。
クライアントの中には、タイトルや見出しなどの構成をこと細かく指示されることもあり、切り口やゴールが自分で決めることができないものもあります。
そのような案件でもペルソナだけはしっかり設定しましょう。
ここからは実際に自分が今でも使っている、文章のテンプレートを紹介していきます。
①プレップ法
冒頭でもあげたテンプレートです。文章構成は次の通り。
✔結論
✔理由
✔具体例
✔結論
記事執筆以外にも、プレゼントなどでも用いられる手法になります。自分はWebライターを始めたばかりころは、常にこの型を意識して文章を書いていました。
武器がこれひとつしかない状態でも、仕事をもらうことができたわけですから、相当強力なテンプレートと言えます。
②マナブ式
これは自分が尊敬する有名なブロガーマナブさんが、プレップ法を独自に改良した文章の型。構成は次の通りです。
✔主張
✔理由
✔具体例
✔反論への理解
✔主張の繰り返し
プレップ法との違いは反論への理解の部分。読者に寄り添う姿勢と言ってもいいかもしれません。
例えば、「Webライター初心者にはテンプレートが必要だ」という主張をしたとします。
ひととおり理由を説明してから、「しかし、テンプレばかりでなく自分の独自性を出したい場合もありますよね。わかります。自分もそうでした。しかし…」といった具合に展開していくわけです。
読者の反論に理解を示したことで共感を得やすくなり、その後に再び行う主張がより読者に刺さりやすくなります。
マナブさんのブログは有益情報が満載なので、Webライターやブロガーとして活動していくのなら、絶対にチェックしておくことをおすすめします。→manablog
③PASONAの法則
これは日本を代表するマーケターの神田昌典さんが提唱した文章の型。構成は次の通りです。
✔Problem(問題)
✔Agitation(扇動)
✔Solution(解決策)
✔Narrow down(絞込)
✔Action(行動)
主にセールスライティングに使われる手法です。
「こんな問題があり、このままでは危険。でもこうすれば大丈夫。その解決法を、今ならあなただけに教えます。」といった流れでセールスします。
ライティング案件で使うなら「こんな問題があり、このままでは危険。でもこうすれば大丈夫。その解決法をこれから説明します。」といった具合。
読者の興味を引く導入文を作る際に役立ちます。
以上の3つの型を意識するだけでも、読みやすい文章が書けるようになります。ぜひ試してみてください。
Webライターで稼ぐのに必要なこと
Webライターとして稼いでいくためには、文章力を上げることも大事ですが、それと同じくらいに大事なのがクライアントとの信頼関係を築くことです。
インターネット上でお互いに顔を合わすことなく成り立つWebライターの仕事は、信頼を得るまでには時間がかかり、失うのは早いと言えます。
そのため次の3つのことは絶対に守るようにしましょう。
- 誤字脱字ゼロ
- 納期は必ず守る
- レスはなる早
誤字脱字ゼロというのは少し厳しいように思えるかもしれません。
しかし、文章力を上げろと言われてもすぐに上げることはできせんが、誤字脱字は何度も見直せばゼロにすることができます。初心者のうちは特に意識すべきでしょう。
納期を守るのは当たり前。自分は最初のうちは納期の1日前には納品するようにしていました。
レスが早いというのはクライアント側の立場になればわかりますよね。3日後に返信が返ってくるライターと30分後に返ってくるライターではどちらと仕事をしたいかということです。
自分の経験から言いますが、こ3つのことを守るだけで、継続して仕事をもらえます。しっかり守りましょう。
あとはどんどん高単価の案件にチャレンジしてみることです。
記事の書き方を学習することも大事ですが、やはり実践が一番。実際に多くの仕事をこなすことで自然とスキルが上がるものです。
ぜひ、いろいろな案件にチャレンジしてみてください。
テキストに魂込めて頑張っていきましょう!