【ブログ初心者向け】わかりやすい文章の書き方のコツを徹底解説

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ブログ初心者
ブログ初心者

ブログの文章力を上げなくては。

多くの人に読まれる文章=わかりやすい文章だと思う。

わかりやすい文章の書き方を知りたい。

本記事はこのような悩みに答えていきます。

筆者はブログを2つ運営しているブロガーであり、クラウドソーシングで仕事を受注しているWebライターでもあります。

A.J
A.J

こんにちはA.Jです。この記事を執筆している時点でのブログ歴が3年くらいで、Webライターの仕事は始めて半年くらい経ちました。ブログとWebライターの収入は合わせて15万円くらい。発展途上中の46歳です。

初心者を抜け出したレベルですが、その分ブログを始めたばかりの方に近い目線で説明していけるかと思います。

自分の経験や学んできたことを、初心者向けに体系化しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

わかりやすい文章とは

わかりやすい文章=読みやすい文章です。

では読みやすい文章を作る要素は何かと言うと、論理と共感になります。

論理に関しては説明は不要でしょう。

そもそもの論理が破綻していたり、飛躍している文章は非常に読みづらいものです。

まずは論理的な文章を書くのが大前提。その上での共感が必要になります。

ちなみに共感とは、文章を読んでいる読者に自分ごととして感じてもらうことです。

「あぁわかる」「そうそう」「だよね」という共感を生むことによって「この文章は自分に関係のあるものだ。続きを読まなくては。」となります。

つまり、読みたくなる文章になるということです。

以上のことを踏まえて、わかりやすい文章を書くコツを次で見ていきます。

わかりやすい文章を書くコツ

わかりやすい文章=読みやすい文章を書くには、ぱっと文章を見た時の見た目と、文章の書き方が重要になってきます。

ポイントは読者の頭に少しでも「?」が生ませないこと。ここからあげるコツはビジネスでの文章作成にも使えるものですので参考にしてみてください。

1.結論から書く

結論を最初にもってくるのは文章作成の基本。初めに何が言いたいのかをはっきりさせることによって、読む人にとってわかりやすい文章になります。

次の文章構成の型はあらゆる文章に使えますので覚えておきましょう。

  • 結論
  • 理由
  • 具体例
  • 結論

例えばこのツイート。

結論:僕は二刀流を貫きます

理由:世界一の野球選手になりたいから

具体例:誰よりも遠くに打球を飛ばし、誰よりも速い球を投げれば世界一の選手

結論:だから今日も打席に立ち、マウンドに登る

論理構成が明快でわかりやすいですよね。これはプレップ法と呼ばれる型で、プレゼンや報告書にも転用できるものです。

自分はWebライターを始めた頃はこの型のみで戦っていました。

ブログをやっている方、Webライターを始めようとしている方はぜひ覚えておいてください。

2.一文を短く

一文が長い文章は、読者の思考に切れ間を与えないので、脳を常に使わせている状態になってしまいます。

そのため、何が言いたいのか伝わりにくくなるのです。

特に「が」は文を転回させるのに便利で、安易に使いがちなので注意しましょう。

「が」で文を続けるよりも「~です。~ました。~でした。」と短く言い切る方が、簡潔で文章にリズムを生み、結果的には読みやすい文章になります。

一文が長いなと感じたら、なるべく句点(。)を入れて文章を2つに分けることができないか検討してみましょう。

3.主語と述語を近づける

主語と述語を近づけるのは、「係り受け」の関係をはっきりさせることによって、言葉の関係性をわかりやすくするためです。

例えば次の文章。

私は2021年8月8日、北海道札幌市にて東京オリンピックのマラソン競技を沿道で実際に観戦した。

これでは主語「私」と述語「観戦した」が遠いため、読者が意味を理解するのに余計に脳を働かせなくてはいけなくなってしまうのです。

それよりも、

2021年8月8日、北海道札幌市にて、私は東京オリンピックのマラソンを沿道で実際に観戦した。

とする方がはるかにわかりやすなるのです。

4.漢字とひらがなのバランスに気をつける

これはぱっと見で読者の負担を減らすための方法。

漢字が多すぎる文章は、見た目で脳の負担が増えてしまいます。

できるだけひらがなを多めにした方が、文章自体が優しい印象になり、読みやすさも増すのです。

なお、漢字で表記できる単語をひらがなにすることを「ひらく」といい、その逆を「とじる」と言いますが、その例をいくつかあげておきますので参考にしてみてください。

  • 物  もの  
  • 事  こと  
  • 毎  ごと  
  • 筈  はず  
  • 達  たち  
  • 方  ほう  
  • 等  など  
  • 為  ため  
  • 所  ところ 
  • 又は または 
  • 尚  なお  
  • 時  とき
  • 更に  さらに   
  • 共に  ともに   
  • 殆ど  ほとんど  
  • 到底  とうてい  
  • 全て  すべて   
  • 一杯  いっぱい  
  • 沢山  たくさん  
  • 最も  もっとも  
  • 後で  あとで   
  • 予め  あらかじめ 
  • 時々  ときどき  
  • 未だに いまだに  
  • 尚   なお    
  • 所謂  いわゆる  
  • 何時か いつか   
  • 何処か どこか   
  • 何故か     なぜか       
  • 次第に     しだいに      
  • そう言う    そういう      
  • そんな風な   そんなふうな    
  • 例えば     たとえば
  • 凄い     すごい    
  • 無い     ない     
  • 易い     やすい    
  • 分かる    わかる    
  • 電話を掛ける 電話をかける 
  • 捗る     はかどる   
  • 有る・在る  ある     
  • 出来る    できる    
  • して頂く   していただく 
  • して下さい  してください 
  • 持って来る  持ってくる  
  • 育って行く  育っていく  
  • して見る   してみる   
  • 持つ     もつ

5.適度な改行

こちらも読者に与える見た目の印象の問題です。

改行がない文章だと、文章がまるでひとつの塊になっているようで、非常に読みづらくなります。

例えば、ひとつ前のパート「漢字とひらがなのバランスに気をつける」の文章を改行なしにするとこんな感じ。

これはぱっと見で読者の負担を減らすための方法。漢字が多すぎる文章は、見た目で脳の負担が増えてしまいます。できるだけひらがなを多めにした方が、文章自体が優しい印象になり、読みやすさも増すのです。なお、漢字で表記できる単語をひらがなにすることを「ひらく」といい、その逆を「とじる」と言いますが、その例をいくつかあげておきますので参考にしてみてください。

文章が塊になっていて読みづらいですよね。

文脈にもよりますが、できれば句点ごとに改行するのが、読みやすい文章にするコツになります。

6.箇条書きを使う

文章の中に箇条書きを使うことによって、読者はより情報を整理しやすくなり、見た目としての読みやすさも格段に上がります。

例えば、「わかりやすい文章を書くためには、結論から書くことと一文を短くすること、そして主語と述語を近づけることと漢字とひらがなのバランスが重要になります。」という文章。

このように〇〇や△△、そして□□や◇◇のように並列表現を多用するよりも、

  • 結論から書く
  • 一文を短くする
  • 主語と述語を近づける
  • 漢字とひらがなのバランスに気をつける

と箇条書きにした方が読みやすくなるのです。

7.感情表現を入れる

最後は共感を得るための方法。

これはこの記事の冒頭で行っています。

ブログの文章力を上げなくては。多くの人に読まれる文章=わかりやすい文章だと思う。わかりやすい文章の書き方を知りたい。

このように「文章力を上げなくては」「わかりやすい文章の書き方を知りたい」といった具合に感情表現を入れることによって、一気に同じ悩みを持つ読者に共感してもらえるのです。

ブログであれば吹き出しや「」(カギ括弧)を使うことによって、感情表現がより伝わりやすくなります。

初心者はとにかく経験を積むこと

最後にわかりやすい文章を書くコツをまとめておきます。

  1. 結論から書く
  2. 一文を短く
  3. 主語と述語を近づける
  4. 漢字とひらがなのバランスに気をつける
  5. 適度な改行
  6. 箇条書きを使う
  7. 感情表現を入れる

わかりやすく文章を書くコツを学習したらあとは手を動かすだけ。実際にブログのアクセスが急激に伸びるのは100記事を超えたあたりからです。

それまではとにかく記事を書きまくりましょう。

経験を積むという意味ではWebライターの仕事を経験してみるのもおすすめです。

シンプルに文章力が上がりますし、お金にもなります。ブログにアクセスが集まるまでのつなぎとしてはもってこいです。

Webライターの始め方に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

それでは以上になります。

文章に魂込めて頑張っていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。